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飽食の時代に栄養失調?

投稿日時: 2016年5月11日

街を歩けば、車で少し走ればスーパーやコンビニだらけ。食べたいときにはどこでも食べ物が気軽に手に入る現代日本。

そんな時代に、「栄養失調」が増えているなんて信じられない気がしますが、実はあるんです。

もっとも多いのは、高齢者で4人に1人はその予備軍と言われます。また、高齢者だけでなくいずれの年齢層でも増えているそうです。

特に高齢者以外では、女性が多いように思われます。

昨今の「ダイエットブーム」で、太りすぎ・メタボリックシンドロームの人に対する偏った報道が多いことが一因ではないでしょうか?

つまり、世の中の人すべてが太っているわけではなく、逆に少し太らないといけない人もいるわけで、その必要がない人も報道を見て

自分には合っていない情報を鵜呑みにした結果、栄養状態がおかしくなってしまうのです。

特に高齢者はもともと食が細くなっていて、あっさりした食事でそれでヘルシーと思っています。しかし、そこに落とし穴があります。

ヘルシーあっさりな食事には、たんぱく質と脂肪が不足しているという事です。

特に、たんぱく質は体の重要な構成要素で内臓や血液の材料になります。特に血液中の成分アルブミンという重要な血漿のたんぱく成分が

不足し、免疫力が落ちたり、血管がもろくなったりします。

また、女性では炭水化物に偏り、肉を食べたくない人が結構多く、アルブミン不足になり、体調不良などを起こしやすくなります。

また、日本ではくも膜下出血の患者は女性の方がい多いのですが、このたんぱく質が足りない食生活が関与しているかもしれません。

女性の栄養失調は、見た目ポッチャリした方にも多く見受けられますので要注意です。本人にもその自覚がたらず、「私は太っているから、

食事の量を減らさなきゃ・・」などと、栄養不足に拍車をかける状況になってしまいがちです。

また、私は魚を食べているから大丈夫という方も多いのですが、肉と魚ではたんぱく質の量が全然違います。

肉の方が断然多いんです。特に60歳過ぎてからは、肉を食べることを心がけましょう。

また、健康診断のアルブミンの数値にも気を付けましょう。

アルブミンの適正値は以下の通りです。

50歳以上で

アルブミン値

正常 4,3以上

要注意 3,9~4,2

栄養失調 3,9以下