コレステロールを下げる 病院薬スタチンとは・・・
投稿日時: 2016年5月22日
コレステロールが肝臓で勝手につくられることは前に述べました。
コレステロールの高い患者は病院で、スタチンという肝臓でコレステロール合成を阻害する薬物を投与されます。
この薬は、合成そのものをかなりブロックしますので、数値は急激に下がります。
もちろん心臓の冠動脈の事を考えれば、良いのですが、その先があります。
コレステロールをもとにしてつくられる、ホルモンなどに影響が出る場合
筋肉が溶け、肩などの痛みを伴う 横紋筋融解
また、コレステロール合成のもっと先にできるもので、コエンザイムQ10などが不足します。
このコエンザイムQ10は心臓の筋肉に多く含まれ、心臓が休まずにずっと動き続けられるパワーの源になる物質なのですが
長期にスタチンを飲み続ける場合は、心臓そのものの元気のためにも、コエンザイムQ10の補給が望ましいと思います。
食品では、ブロッコリー、イワシなどに多いと言われます。