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水の摂り過ぎに注意

投稿日時: 2016年7月21日

今年の夏は、ラニーニャ現象の影響で、暑くなるそうです。暑くなると、テレビ、マスコミでは「水を飲め!」の大コールが始まります。
もちろん、汗の源は水分ですから、水は摂らなければならないのですが、「過ぎたるは、及ばざるがごとし」という言葉があるように、過剰に摂った場合の弊害もあります。
とくに、この時期「めまい」などの相談が増えるのですが、これも水を摂り過ぎることの弊害です。身体のバランスをつかさどる三半規管というリンパ器官に異常をきたします。この器官はリンパ液に満たされているので、水を摂り過ぎると水ぶくれになって、リンパの流れに異常をきたしてしまうのです。特に台風シーズンは気圧との関係もあり、このような不調を訴える人が毎年いらっしゃいます。
あと、冷たい水分を摂り過ぎると胃腸が冷えます。胃腸が冷えると、胃腸機能が低下し、食欲がなくなります。食欲がなくなると当然エネルギー不足を起こし元気が出ません。そう、夏バテです!この時期に水分の摂り方を間違えると秋口からの鼻の病気や風邪をひきやすくなることともつながりますので、注意が必要です。
最近では、OS-1などの経口補水液などがいいと言われますが、涼しい部屋でどんどん飲むとナトリウム=塩分の摂り過ぎになり、血圧との関係が出てきますので、炎天下に外出される場合を除き、摂り過ぎに注意してください。また、お茶、コーヒーの飲みすぎもカフェインによる利尿作用により、必要以上に水分を排泄してしまいますのでご注意ください。

熱中症と血液~体を冷やすのは血液

投稿日時: 2016年7月14日

大雨がやんだと思ったら、今度は梅雨が明けたかのような晴天が続き、今日(7/5)の速報で全国で2847人の熱中症患者が病院に運ばれたとか・・・昨年同期5倍超だそうです。
人間は暑いと汗をかいて気化熱により体表面の熱を下げるようにできています。この機能が正常に働けば、そんなにバタバタ倒れるようなことはありません。汗はどこから来ているのかというともともとは、血液中の水分が血管からにじみ出て汗として作用します。
しかし、血管の中に潤沢な水分を保持してないと良い汗はかけません。最近では、汗をかきにくい人もいて、このような人が熱中症になりやすい人と言えます。とくに、高齢者の方や主婦の方にこのような人が多いように感じます。汗をかきにくい原因は、血中のたんぱく質「アルブミン」が少なく、血管内に水分を保持できないからです。

アルブミンは肝臓で合成されるアミノ酸で、卵や肉魚などの蛋白源からつくられるわけですが、高齢者は食が細くなり、主婦は自分の食事は間に合わせになることが多く、たんぱく質が不足気味です。アルブミンの働きは、
①血管の中に、水分を呼び込む(浸透圧の調整)
②薬やホルモンなどの血中運搬
③免疫細胞の材料になる
という重要な働きをしています。
50歳以上では  アルブミン値 正常4.3以上 要注意4.2~3.9 栄養失調 3.9以下となります。
見た目はぽっちゃりでも、アルブミン値の低い「かくれ栄養失調」は結構いらっしゃいます。意識して肉類を食事に取り入れることが求められます。
牛肉などが一番効果的です。魚では弱いようです。