血圧について 1 高いとなぜいけない?
投稿日時: 2016年9月2日
血圧を気にされる方は、本当に多いですね。かくいう私も気にしています。
長年血管を使ってきたのですから、年齢とともに血圧が上がるのは当然でしょう。
現在の基準では収縮期血圧(最高血圧)140mmHG以上、拡張期血圧(最低血圧)90mmHG以上は高血圧
130mmHG以上、85mmHG以上は正常高値血圧と言われます。
だいぶ昔は、上の血圧が160mmHGで高血圧だったような気がしますが、近年基準が下がることにより、高血圧患者は爆発的に増
え、降圧剤を飲む方は本当に多いと実感します。
ではなぜ、血圧が高いといけないのでしょうか?それは、命にかかわる以下の病気のリスクが高まるからです。
- 脳卒中 (出血、梗塞)
- 心筋梗塞、狭心症
- 腎硬化症
これらの病気は、死に直結する怖い病気です。何としても回避したいものです。
血圧の高い人は、確かに血圧を下げることによりこのような病気を回避することにより、寿命が延びている側面は確かにあると思います。
しかし、片一方で下げることが絶対的にいいことなのかわからない側面もあります。