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たかが疲れ、されど疲れ
疲れは万病のもと!!
現代人は日々疲れ、ストレスを受けています。子供の時のように、一晩寝たらスッキリしていればいいのですが、大人になると様々な要因で次の日に疲れを残してしまいがちです。
一口に疲れとは言っても、様々な種類があり、対処法もそれぞれ違います。疲れたらドリンク!などと要因を考えずにやっていると、疲れが取れないばかりかさらに悪化させてしまうことも少なくありません。
そこで、タイプ別にまとめてみましたので、あなたはどのタイプかを突き止めていただきたいと思います。
次のタイプ1から5までの中で、チェックの数が多いタイプがあなたの疲労タイプ!
タイプ1
- ☑少し動くと横になりたい
- ☑立ちくらみ、めまい
- ☑肉が好きでない
- ☑食べても太れない
- ☑甘いものが好き
- ☑ごはん、麺類があればいい
タイプ2
- ☑朝起きてだるさが残る
- ☑日中体が重い
- ☑コリやダルさがある
- ☑特に目が疲れる
- ☑アルコールを良く飲む
- ☑化学薬を良く飲む
タイプ3
- ☑眠りが浅い
- ☑ストレスで太ったりやせたりする
- ☑胃が痛むことがある
- ☑もやもや感
- ☑つまらないミスを繰り返す
- ☑下痢と便秘を繰り返す
タイプ4
- ☑冷えを感じる
- ☑肩、筋肉、腰がだるい
- ☑顔色が悪い(蒼い)
- ☑頭痛、頭重、肩こり
- ☑むくみが気になる
タイプ5
- ☑食事がおいしくない
- ☑太れない
- ☑下痢を良くする
- ☑便秘を良くする
- ☑脂っこいものが苦手
- ☑あっさりしたものが好き
タイプ1にチェックマークが多いあなたは・・・
乏血型疲労
基本的に血液が少なく(貧血ではない)全身を元気に保つための酸素や栄養が不足気味で、細胞が代謝不足を起こし、疲労物質が溜まることにより、立ちくらみ、ダルさなどが抜けないタイプ。
まず、血液の重要成分であるアルブミンというたんぱく質を増やす必要があります。
タイプ2にチェックマークが多いあなたは・・・
疲労物質除去能力低下型
一日の中でたまった疲労物質は、肝臓などの内臓で寝ている間に重独処理されますが、ストレスや飲酒により肝機能が落ちると、処理能力が落ちて朝起きてもダルさが残るなど不都合をきたしてしまいます。
まず内臓の要である肝臓と腎臓の元気を取り戻すことにより疲れが抜けていきます。
タイプ3にチェックマークが多いあなたは・・・
ストレス疲労(自律神経低下型)
ストレスは自律神経に多大な影響を及ぼします。自律神経がバランスを崩すと、自分の意志では制御できない症状が出てきます。その一つとして、眠りが浅くなったり、胃が痛んだり、もたれたりします。
ストレスに対し抵抗力をつける漢方などで交感神経、副交感神経のバランスをとることをおすすめします。
タイプ4にチェックマークが多いあなたは・・・
血行不良型疲労
人間の身体の体温を保つ働きは血液が担っています。血管が縮んだりして血液の通り道が良い状態にないと、その部分に疲労物質が溜まりやすくなったり、場合によってはコリや痛み、しびれなどが出てきます。
身体は血液を良く流す代謝がいい状態になることを望んでいます。
タイプ5にチェックマークが多いあなたは・・・
胃腸疲労型疲労
水分過多で胃腸が冷えたり、ストレスなどで胃腸の粘膜血流が悪くなることにより、消化吸収能力に悪影響が出たりすると、細胞の原料である食事からの栄養成分が入ってきにくくなり、結果として細胞の代謝も落ちてきます。
内臓の入り口で基本である「胃腸」を元気にする漢方などで調整してあげることが求められます。
ご注意:1~5までの複合型のタイプもありますので、一度薬剤師までご相談ください。